二兎を追う者は一兎をも得ず
源氏物語の立ちが全て付きました。
後はもう繰り返すのみ。
昨年11月に歌った「咲く」で、少しだけ見える景色が変わった気がしました。
あまりにも新鮮な感覚だったので、勘違いや思い込みの類かなとも思ったけど、
源氏の稽古場で「あ、気のせいでは無かったのかも」と思える瞬間がたまにあります。
今まで固執していた物を少しずつ手放して行く感覚は、しがみついていた何かにもう頼れない不安感があるけれど、変化なくして成長なしなのでこのまま直感を信じて進んでみようと思います。
↑光源氏s
葵の上に関しては、やりたい事や表現したい事が多すぎてニ兎どころか五兎くらいを追っている感覚だけど、五匹に見えて捕まえるべきは一匹な気がしてならないので、その一匹を目指してまっすぐ前へ進みます。
大ベテランと呼ぶに相応しい諸先輩方に囲まれて目線一つ、指先一つの動きのもつ表現力を学ばせて頂き、こんな環境で音楽に関われている事がどれほど贅沢で幸せな事かを噛み締めながら2月18日まで頑張ります♪
気位が高く、素直になれず、その中に少女の様な心を持っている葵の上にどうぞ会いにいらして下さい。