平野桂子ちゃん(様)
来年2月にタイトルロールを歌わせて頂く、シビックホールのCarmen。
指揮の平野桂子さんとは、他の現場でもご一緒する事があるのです。
私がご一緒した中では一番年齢が近くて、より一層「一緒に音楽を作って行こう」と思わせてくれるありがだーい存在です。
彼女、ほんっっっとうに忍耐強いというか懐が深いと言うか…。着火するまでがでんでん虫のようなペースの私に指揮棒を投げたくなった事は一度や二度じゃ無いはずなのに、とても良くしてくれて頭が上がりません 笑
指揮者や演出の方々がどんなに音楽を情熱を持って思い描いていても、私たち再現芸術家がそれをきちんと表に出せないとそれらは日の目を見れない訳で。
普段はどちらかと言うと物静かで、冷静で、言う事を聞かない歌い手たちに忍耐強く寄り添ってくれる桂子ちゃんだけど、彼女が出していないビゼーのに対する情熱がきっとたくさんあるはず!!!!
それをきちんと汲み取って、当日の舞台上で2人の思い描く音楽をガチっっっとビシっっっと!!!!シンクロさせたいと、とても思ってます。
エンジンかかるのご遅くてごめんね、桂子ちゃん(様)!いつもありがとうございます(土下座)
そして!先日の稽古の後で、Carmenの劇中に登場するお酒をプロダクションの根岸理事長が差し入れて下さり!!!
皆で美味しく頂きました(๑♡ᴗ♡๑)
飲めない私はマカロンを 笑
とても暖かなメンバーに囲まれて、皆様にご迷惑をかけないようにしっかりとカルメンを歌いたいと思います。
ここの所ロッシーニのタンクレディーも勉強していて、本当に発声も音楽も真逆な感じで、不器用なので結構必死なのですか…。
けど、ベルカントのタンクレディーの中にある激しさや、情熱的なカルメンの音楽の中にある緻密な繊細さなど、相反する面をそれぞれの音楽でどう表現出来るかが面白い!
と、思える所まで漸くたどり着いたので2月まで頑張ろうと思います。