源氏物語
立ち稽古が怒涛の勢いで進んでおります。
立ち稽古の初回は演出の岩田さんによるコンセプト説明会だったのですが、岩田さんの熱意と知識に圧倒されて、2時間があっという間に過ぎてしまって何とも贅沢な時間でした。
台本を書いたのがアメリカ人のコリン・グレアム氏。
初めて楽譜を開いた際「日本情緒が表現し切れていない!」などと生意気な感想を抱いてしまった私。
けれど岩田さんの「アメリカ人が書くからこそ、俯瞰で捉えた源氏物語が描かれている」
という言葉に納得しました。
オペラが海外発祥の総合芸術である以上、その俯瞰目線も大切だなと。
「源氏物語は世界初の浪漫小説であり、浪漫小説には登場人物のリアリズムが必要不可欠である」
この言葉も本当に腑に落ちました。
これでもかという位に「女の苦しみ、悲しみ」を表現しよう!と、毎日楽しく意気込んで立ち稽古に参加しております。
で、楽しさと気合いをアップする為にもと思って新調したお稽古着がこちら
色合わせがお気に入りです♡
はぁー。毎回思うけど、稽古現場ってなぜこんなにも至福なんだろうか。
今日は一日、大学のレッスンです。