日本の歌 素敵な春に
演奏会用アリア
「素敵な春に」
作曲 小林秀雄
作詞 峯 陽
まっかな秋 が有名な小林秀雄さんと、
オバケなんかないさ が有名な峯 陽さんが手がけた曲です。
「ある朝 わたしは町かどで
すてきな春にあいました
いきなり心がうろたえて
つぼみがジンとふくらんで
春が手紙をくれました
心で電話がなりました
やさしく腕をくみました
愛することのよろこびを
春がおしえてくれました
春の夜ふけの公園で
言葉が星になったとき
つぼみは花になりました
春が手紙をくれました
心で電話がなりました
あなたの胸でなきました
愛することのよろこびを
春がおしえてくれました」
イタリアの歌にありがちな、
愛してる‼︎私の太陽‼︎私の人生‼︎
みたいな直接的な表現は一切出てこないのに、こんなにも心の動く様や「熱」を醸し出す事の出来る日本語という言語は本当に美しいなと思います。
その分、外国の方にニュアンスを伝えるのは難しいですけれど。
母国語を歌うと、海外の曲よりもダイレクトに心に響くので油断すると泣きそうになります。
泣くのは観客、演者は冷静に!
というのは鉄則ですけど、心の中には泣くくらいの曲への思い入れが無いと出てくる表現も薄っぺらくなっちゃいそうだからそれでも良いかな。
大好きな母国語を、大切に大切に歌いたいと思います♡
中井さーん!