BorderlessSongs -性別を越える音楽達
今日はメゾソプラノのズボン役に焦点を当てたコンサートでした。
今までやった事が無かったのが不思議なくらい、魅力的な企画で参加できて大変楽しかったです♡
巷で猛威を奮っているインフルエンザの影響で、出演出来ないキャストが出るというこの時期ならではのハプニングもありましたが…
ほぼ満席のお客様をお迎えし、何とか歌いきりました。
↑第1部で歌ったタンクレディの衣装はこんな感じ。一緒に写っているのは大好きな同門の後半、さいかちゃん♪
宇宙服とかZOZOスーツとか言われたけど、個人的にはとても気に入ってました……え、ダメ?
タンクレディは今回のお仕事で初めて楽譜を開くアリア。
ロッシーニのオペラ・セリア作品はブッファほどの上演回数ではありませんが…。このアリアはほんっっっとうに名曲で、勉強すればする程好きになりました。
アルト歌手が得意とする声域が多用されているので、メゾの私だと「もっとこう表現したいのに、できないっ!」ともどかしく感じる部分も多くありましたが、とにかく素敵なアリアなのでそれを皆様に少しでもお伝えしたい!という気持ちで歌いました。
↑伴奏の林くんの素晴らしい音楽も光りました!!
藤原でロジーナを歌わせて頂いたのに何言ってんだ…って感じですが、ずっとアジリタにコンプレックスがあり…今回も難儀だったのですが、複数の方に褒めて頂けて少し…いや、だいぶ嬉しかったです♡お勉強して良かった!!!!!!!!
また歌いたいなぁー、タンクレディ!
そして、後半はあまり経験のないドイツ物やらフランス物やら…!
「こうもり」のオルロフスキーのクプレを歌い
「ヘンゼルとグレーテル」の二重唱で踊りまくり(かーーなり辛かった)
↑グレーテルの仲畑さんと♡
↑衣装は違いましたが、美しすぎた川越さん!
最後は怒涛の「薔薇の騎士」!!
初めてのオペラ、殆どやらないドイツ語、そして指揮者無し、お風呂の様に響いて伴奏も聞こえにくい…
正直、ドイツ物にお詳しい方には顔向け出来ないほど色々と事故りましたが…ここでもピアノの林くんの神の様なナイスフォローに救われました…。
泣きたい気分だったけど、終演後師匠からは褒めて貰えたのでそれが心の拠り所となりました。
薔薇の騎士、本当に素敵な美しいオペラなのでしっかり時間をかけてレパートリーにしてリベンジしたい、指揮有りで!!!
↑お世話になったアートマネージメントの除さん♡
何故か、私の事をすごく褒めてくれて…日頃いじられキャラな私はとっても良い気分でお調子にのりました♡♡♡
除っちゃん、お疲れ様でした♪
明日は紅天女だぁー!