3ヶ月ぶり。
ノルマのアンダーを終えてから、小さなコンサートをこなしつつマッタリ過ごしておりました。
気がつけばブログも3ヶ月放置。
いい加減に更新しようとアプリを開いたら、なんだかたくさんの方にアクセスして頂いていました(•'-'•)
よく分からないけど、うれしー!
単純なので早速アップします。文才ないけど。
先日、麻生区主催の「子供と一緒のコンサート」に去年に引き続き出演して参りました。
未就学児とそのご家族が対象のこのコンサート。チケットは抽選だったのですが、かなりの倍率になった様で有り難い限りでした。
小さなお子様にも分かりやすい曲を、という事で、ドラえもんとかアンパンマンとかトトロとか、日頃歌わない曲も盛りだくさん!
ジブリの王様トトロと国民的アイドルのドラえもんの人気は凄まじく、コンサート冒頭からエンジン全開の子供達。鳴り止まない手拍子と子供達の歌声で、もはや「私の声はどこ?」状態でした😆
歌のお姉さんっぽく歌うのって、声楽的にはまぁまぁリスキーだったりもするんですが、元気一杯にコンサートに参加してくれる子供達を見ていたら「こういうのもたまには良いかな〜」なんて思ったりもして、単純な私は気を良くして15センチのヒールで👠ハイテンションで頑張りましたよ。
「ビビディバビディブー❤️」ってぶりっ子したり(←嫌いじゃない)
「アブラハムには7人の子♪」を歌いながら全身運動したり。(←息切れを悟られない様に必死だった)
結果、終演後は屍でした。チーン(-_-)
歌のお姉さんって偉大だわー。
打ち上げで飲んだラテアートに癒された。
来年のお仕事の話もスタートし始めているので、エンジンかけて頑張りまーす。
P.S
今回初めてサックス🎷とご一緒しましたが、素敵すぎました。またご一緒したいなー。なー。
武○プロデューサー(様)、このブログ読んで下さってるかなー(笑)
藤原歌劇団 ノルマ
アンダースタディーとして関わっていた藤原歌劇団のノルマが昨日、大盛況のうちに無事終幕致しました。
昨日はあまりの暑さに、日生劇場に行くまでのほんのすこしの道のりですら外を通りたくなくて、冷房の効いた日比谷シャンテの中を通り抜けようとして、見事、夏のセールに引っかかってしまった…。
ハリのある生地で、私のご立派なヒップラインを綺麗にカバーしてくれるロイヤルブルーのタイトなロングドレスドレス。秋のコンサートで着よう♩
などというどうでも良すぎる話はさておき。
今回、ベルカントの最高峰と言われるノルマを、これまた世界最高峰の歌い手であるデヴィーア(敬称略)がどの様に歌うのか、間近で体感したくてアンダーとして稽古場に入らせて頂きましたが、本当に良い経験になりました。
御歳70歳。特にGPと千秋楽は本当に素晴らしかったです。
もともとお待ちの素質以上に、たゆまぬ努力と鍛錬で磨き上げられたテクニックには無駄が一切なくて、稽古中にオクターブ下で歌っているのを見るだけでも本当に多くの事に気付かされました。
そして個人的には、デヴィーアに少しだけレッスンをつけて頂いたのはもう数年前の事で、きっと彼女にとっては数いるアジア人の一人だろうし憶えても居ないだろうと思っていたのに彼女の方から声をかけて下さって、またレッスンを受けにこないのかと言って貰えたのが嬉しかったなぁ…。
私の声はソプラノと言われる事も多く学生時代からメゾとして歩んで良いのか悩んだ時期がありました。
大きなコンクールでも、入選やファイナリストまでは進むのに最後の最後で賞に届かず、審査員の方に話を伺うと「貴女とても良いけどソプラノだと思ったの」と言われたり…。
そんな中で、救われたのがデヴィーアの
「メゾソプラノで進んで良いと思う」
の一言。
もう、これ以上はないお墨付きを頂けた気分で、それ以降は声種の事でモヤモヤする事は一切なくなりました。
またお会いする機会がありそうなので、その時までにいい加減、イタリア語を何とかしなくては……。
イオンモール 幕張新都心
梅雨入りしたのに、毎日暑い。寒いのが好きなので早くも冬が恋しい。…まだ夏にすらなってないけど。
今、藤原のノルマの稽古真っ最中です。
美しく甘美で官能的な音楽の中に入り浸れて幸せです。
スコアとにらめっこして、ベッリーニが楽譜に書き起こした演出プランを自分なりに読み解くのが楽しくて仕方ありません。
(で、こうかなぁって思った事と同じ立ちを演出の粟国さんが付けていると心の中でガッツポーズ)
そして、来週末はイオン幕張新都心で歌わせて頂きます♡ノルマ役の小川さんも、ポッリオーネ役の藤田さんも、素晴らしい役作りをなさっているのでご一緒するのが楽しみです!
http://makuharishintoshin-aeonmall.com/news/event/5168
楽しみー!!!
花まつり チャリティーコンサート
私は幼稚園からずっとカトリックだったのでお恥ずかしながら仏教の行事には疎いのですが、キリストの生誕祭がクリスマスならば、仏さまの生誕は「花まつり」という行事でお祝いするのだそうです。
14日に出演したコンサートは、そんな「花まつり」にちなんだコンサートでした。
なので…
ドーン‼️
花まつりは、お花で飾られた仏さまに甘茶をかけてお祝いするのだそうで、
ホールのロビーにも、こんなに可愛らしい仏さまが❤
お寺のご住職と一緒に。
日本昔ばなしにそのまま登場しそうな、優しくて癒やされるオーラを放っていらっしゃいました😌
開演前に私達も甘茶をかけました。そのお陰(?)か、なんだかホンワカした気持ちで本番を迎える事が出来ました。
プログラムは日本の曲が中心で、イタリア物には無い日本の曲特有の情緒感に溢れていて日本語の美しさを再認識しました。日本の曲のレパートリーも増やしたいな。
と、いう事で今日からは藤原「ノルマ」の稽古が始まります。がっつりイタリアです🇮🇹
一度に二つ以上の事が出来ないので、たまにこういう事態に陥る。
セビリャが終わって、しばらくはセビリャロスになるかと思いきや…
そんな暇、全くありませんでしたー!
…忙しいと言えば聞こえは良いけれど、ただ単にセビリャが終わるまで後回しにしていた譜読みやら暗譜やらに追われているだけです…。
まずはこれ
女王デヴィーアの日本ラストプロダクションの藤原歌劇団「ノルマ」。
今回はアダルジーザのアンダーで関わらせて頂いています。
ロッシーニからベッリーニへと鞍替えして毎日楽譜とにらめっこしてます。
一応は同じベルカントの括りのはずなのに、なんでこうも違うのか…。
音楽稽古開始まで後一週間。
音を取る意味での譜読みは何とか間に合いそうだけど、音価やら休符からベッリーニの意図するところを汲み取って自身に落とし込むまではとても間に合いそうにない…。
ベッリーニの、モーツァルトとはまた別の「完璧さ」が怖い。けど、美しい!!好き!!
そして、デヴィーアと同じ稽古場に入らせて頂けるなんて本当に幸せです。
で、更にこれ。
なんと、ノルマ初回音楽稽古の前日にある「花まつりチャリティーコンサート」
日本の歌満載です。日本の歌ってやっぱり日本人の心に染みる旋律で、歌っていてどこか切なくなる感覚がとても好きだけど結構難しい。
そしてそして、日本の歌に紛れ込んでいるラクメ「花の二重唱」!!いつか人前で歌いたいとは思っていたけど、何もこんな時期に来なくても!
そんなこんなで連日、高性能とは言い難い頭をフル回転させているわけです。
そうしたら今日練習スペースに行く途中に偶然通ったお店で閉店セールをしていて見つけたのが、これ。
なんと、半額以下。中には70%オフなんてのも!
(意外に高いんです舞台用のキラキラ。かといって、安い物だと照明に当たっても輝きがイマイチだったりして…)
思いがけず発見してとてもラッキーでした♡
いつ、どこで、どのドレスに合わせようかな♪
藤原歌劇団 セビリャの理髪師 終幕
春らしいお天気に恵まれた日曜日、藤原歌劇団公演 セビリャの理髪師が無事に終幕いたしました。ご来場下さった皆様、本当にありがとうございました。
私にとって藤原歌劇団のプリマデビューとなる公演で、恐ろしい事に大小様々な公演を含めてもロッシーニ作品への出演は今回が初めてでした。
ロッシーニだけがオペラじゃないし、ロッシーニはアジリタが得意な人が歌えば良い」
と言う、今から思えば甚だしい見当違いをしていた私はメゾソプラノなのに、学生の頃からロッシーニにあまりは触れる事なく過ごしてきました。
ちょこちょこっとアリアをつまみ喰いはしましたが。
もともと聴くのは好きだったロッシーニ。
稽古が始まりロッシーニの音楽に実際に浸かってみると、改めてその魅力や楽しさに日々気付かされた様に思います。
こんなに楽しいならもっと前からきちんとアジリタやら、その他諸々勉強するしとけば良かった!
と、何度思った事か…。
実際、この短期間でクリアした事もあれば、どうにもならなくて悔しく思う所も多々あります。
けれど今回、ロッシーニに今まであったコンプレックスにも似た苦手意識が、もっとこうしたい、こう歌いたいと言うポジティブな欲求に変わってくれました。
これを機にロッシーニの勉強はデイリーワークとして続けて行きたいと思います。
総監督、佐藤マエストロ、演出の松本先生、素晴らしい共演者の方々、プロ集団のスタッフの皆様、藤原の制作の皆様、
そしてご来場頂いた全てのお客様に心から感謝致します。
どうもありがとうございました。
密かにドキドキしていた、サイン入りの生写真の売れ残りも無くてホッとしたーっ!
藤原セビリャ ゲネプロ終了
セビリャの理髪師のゲネプロが終了致しました( › ·̮ ‹ )
今回はHPが無かったので劇場でオケで歌うのは今日がお初。
ロッシーニのオーケストラは、オケピットに入ってしまうと舞台上に聞こえにくくなる場所が所々あってドキドキでしたが、マエストロとオーケストラの皆様のお陰でなんとか切り抜けました。
今回のプロダクションのチームは本当に居心地が良くて、終わってしまうのが寂しいけれど泣いても笑っても残り1日。楽しんで舞台に上がりたいと思います。
ちなみに、今日の楽屋での一枚。
わかる人には分かってしまうこの後ろ姿♡同じシルエットで楽屋周りを並んで歩いていたのでかなり可笑しかったです(笑)
そして、事務所が撮ってくれていた舞台でのワンシーン。
どちらのドレスもとっても素敵でお気に入りです!
写真には無いけど冒頭のシーンではロングヘアにネグリジェを着ていて、ジュリエッタみたいな感じで個人的にはとても好きなので、明後日来てくださる方は是非みて下さい( ˊᵕˋ* )