浮気なオペラ
昨日、「オペラ・レクチャー・ガラ・コンサート 浮気なオペラ」が無事終演致しました。
ご来場下さいました皆様、ありがとうございました。
ソプラノ中畑有美子さん
ナレーション新田恵海さん、ソプラノ大橋郡子さん、バリトン加耒徹さん、ピアニスト松岡あさひさん、テノール市川泰明さん、プロデューサー塩崎春彦さん。
モーツァルトの三部作、「ドン・ジョヴァンニ」「コジ・ファン・トゥッテ」「フィガロの結婚」からそれぞれ抜粋でレチ、アリア、重唱を披露する形式のコンサート。
エルヴィラのアリアを歌いーの、ドラベッラの二重唱を二曲歌いーの、ドラベッラのアリアを歌いーの、マルチェッリーナの二重唱を歌いーの、ラストにはケルビーノのVoi che sapeteでコンサートのトリを務めさせて頂きました。
これからも長く続く(と、思われる)歌い手人生の中で、コンサートのトリでケルビーノを歌うなんて後にも先にも今回限りなんじゃないかと思います笑
(終演後、みんなで)
エルヴィラのMi tradì quell’alma ingrata は、わかっちゃいたけど想像通りの何曲でした。エルヴィラの苦しさが、そのまま曲の難しさになりました、みたいな。それでも、モーツァルトの曲の中でも指折りの好きな曲で尚且つメゾの私には歌う機会は滅多にないので、歌わせて頂けて嬉しかったな。
(フィガロの結婚トリオ)
コジ・ファン・トゥッテは正直、物語の良さはイマイチ分からないんですが(←失礼!)、モーツァルトの音楽が素晴らしいからドラベッラも楽しかったです笑
(素敵な伯爵様と。ドレスで撮れなくて残念 笑)
そして、コンサートのトリとなったケルビーノ。
Voi che sapeteは曲の作りが完璧すぎる余り、学生時代からとても苦手で、最近ようやく人様の前で歌う事を自分に許せる様になりました。
モーツァルトってやっぱり凄いって事を再認識した一日となりました。
モーツァルトの良さが分かれば分かるほど、それを表現しきれない自分の未熟さがもどかしいですが、精進して行きたいと思います。
(昭和レトロな楽屋♪)
マルチェッリーナは母の結婚式のドレスでした笑
この後、怒涛の早替えでケルビーノに。
メゾって、楽しい。
(とってもキュートな声優の新田恵海さんと)